1月24日、村上高等学校奨学会・同窓会役員合同新年会が同窓会館で、ひらかれました。27回生のわたしより先輩のかたがたばかりであったので、本間桂先生の話題は、でませんでしたが、八木三男先生、大嶋久夫先生の、なつかしい、おもいでばなしに、はながさきました。13回生のかたがたは61年のご卒業ですが、60年安保のころ、八木先生の日本史の授業の直前に、生徒が黒板に「安保」と、かいておいたら、「安保のはなしを、しなさい、ということだな。よろしい、はなしましょう」と、おっしゃって、安保のはなしを、してくれたそうです。やはり60年ころ、大嶋先生は生徒と対立すると、おしえさとす、という塩梅ではなく、一対一のけんか、という風情だったそうです。そのあたり、わたしは、大嶋先生のいさぎよさを感じます。たかみから生徒に対することは決してなさらない先生でした。いつも、おなじ土俵で、くみあってくださる先生でした。野球部の生徒たちから、あれだけしたわれたのも、先生の、そういうこころ意気に部員が感じとるものがあったからではないでしょうか。 瀬賀弘行
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