NHKぷらっとわがまちで大町文庫、海鮮一鰭が紹介されました
毎週水曜日のぷらっとわがまち 今日は村上市です。
鮮度抜群 活気あふれる市に特産のあるものを使ったスイーツ、
人と人の絆を結ぶ温もりあふれる地域文庫。そこで味わえる村上の味とは。
村上市の魅力たっぷりお伝えいたします。
毎週水曜のぷらっとわがまち、古澤さんがお伝えします。
今回私がぷらっとお邪魔したのは、こちら村上市です。
今回は特産を使った美味しいものや、温もりあるれる地域文庫など、村上の魅力をたっぷりとご紹介します。
村上らしい町屋の雰囲気を楽しみながらぷらっとしていると、
わー、趣がある建物ですね、
大町文庫って書いてありますよ。
文庫ということは本があると言うことですね。
ちょっと行ってみましょう。
大町文庫という看板があったのですが、こちらはどういう場所になるんですか?
ここは本を楽しむことができますし、あとは食事、コーヒー、アイスクリームなどをお出ししているそういう施設です。
この文庫を運営している瀬賀さんに案内してもらうことに・・
らせん階段が素敵ですね。
階段を上りきると、わー、
すごいたくさんの本があるんですね。
館内にだいたい9000冊あります。
源氏物語や万葉集などの古典文学に加え、現代日本文学、更には原語で書かれたドイツ文学などもあるんです。
むずかしそうな本もありますね。
私の村上高校時代の恩師の本を集めてあります。
こちらの本は全て瀬賀さんが高校時代にお世話になった三人の先生の愛読書なんです。
恩師が亡くなった後、行方を失った本を譲り受け、ここで大町文庫を開いたんです。
主を失くした本達もここで新たに光を浴びたんですね。
こんな本を見せてくださいました。
こちらは1950年代のフランス文学ですね。手にとって開こうとしたら、
これ上がつながってますね。ページが捲れないんですけれども。
これはフランス綴じという綴じ方でして、当時の本はこのように上か下かがつながっていて
ペーパーナイフで切りながら読み進むんです。
当時の外国文化も感じられるなんて素敵ですね。
更には日本で初めてと言われる百科事典もあるんですよ。
こだわりの蔵書の管理は瀬賀さんがおひとりでやられているんですか?
集めるのは私が集めたんですが、管理はとなりの魚屋さんに頼んであります。
実は魚屋さんの代表が瀬賀さんと高校時代の親友なんです。
瀬賀さんは医師であるため、こちらへは時々しか来られないので、二人で協力して開いているんだそうです。
人と人のつながり、温もりを感じますね。
館内で魚屋さん直営の村上の味が楽しめるというので、そちらも案内してもらいました。
こちらも本に囲まれているんですね。
おススメを出してくれるということで、楽しみに待っていると運ばれてきましたよ。
お重じゃないですか。
そうなんです。箱を開けてみると、わぁおいしそう。
村上らしい塩引き鮭やはらこの段に、地魚のお刺身など、村上の海の幸がギュッと詰まっているんで贅沢ですね。
それでは塩引鮭を・・、うん、いい塩加減ですね。
はい。村上の塩引き鮭は寒風にさらすので味に深みがあります。
そうなんですね。
寒風にさらしているので身も締まって本当においしいんですよ。
こちらの大町文庫、入館料は無料です。
貸出しは行っていませんが、本の閲覧は自由にできます。
いや、文学も村上の味も楽しめるなんて素敵な場所ですね。
珍しい文学や、そして村上の美味しいものも楽しめますので、
村上においでの際はお立ち寄りください。
最後に恩師の想いが詰まった友情の文庫で、パチッ!
本当に恩師の想いが詰まった文庫でしたね。
あれだけの蔵書が揃っているなんて貴重な場所ですね。
本当に珍しい本も沢山あるので、あそこで閲覧していたら時間を忘れてしまいそうですね。
瀬賀さんたちの恩師への想いが詰まっているんだなと感じました。