岩船新聞で紹介されました。
村上 中心市街地に新飲食スポット
うおや 「海鮮一鰭」「鮭、お客様に感謝」
村上市大町にある鮮魚・加工品販売の越後村上うおやがこのほど、
本店となりに開設される蔵書施設・大町文庫の一角(1階奥)に、
飲食提供スペース「海鮮 一鰭(いちびれ)」をオープン。
現在は「屏風まつり」で賑わう町屋造りの街並みに、新たなスポットが誕生した。
店内では御膳(上枠内)や喫茶を楽しむことができる。
メニューは同店で取り扱う鮮魚の刺身や焼き物、
自慢の塩引き鮭、はらこ、アワビなどが味わえる御膳もので、
現在は「白御膳」(2000円)と「黒御膳」(2500円)の2種類を展開。
御膳に並ぶメニューはとなりの本店で単品購入ができ、
こだわりのコーヒー(400円)など喫茶のみの利用も可能となっている。
初鮭(はつな)や年取り魚で神様に捧げる供物「一鰭」を冠した店名には、
「鮭への思い入れやお客様への感謝を込めた」(女将の上村八惠子さん)。
屏風まつり開催に合わせ、上村家に伝わる江戸末期・文久元(1861)年の
活花模様屏風も展示されている。
1万冊に及ぶ村上高校時代の恩師の蔵書を後世に残そうと私財を投じて
文庫を建設した瀬賀医院(村上市吉浦)の瀬賀弘行さんと、
同店の上村隆史社長が同校在学時以来の親友という緑で、
「文庫の維持費を賄えれば」と実現した。
螺旋階段を上った2階の書庫は、現時点では未配架だが見学は可能で、
11月ころまでには配架される予定という。
営業時間は午前10時ころから午後4時半ころまで。
屏風まつり期間中は各御膳注文でデザートを無料サービス。
(うおや本店)52-3056。