平成26年3月1日~4月3日までの日程で
「第15回 城下町村上 町屋の人形さま巡り」が始まりました。
3月1日は朝から好天に恵まれる中
大町文庫の前で開幕式が行われました。
まずは「町屋の人形さま巡り」のご盛況を願って、ご神事です。
今年は、3月16日に「人形さま仮装大会」が行われることから
仮装で開幕式に参加されていた方もたくさんおられました。
当日が楽しみですね!
玉串奉納や実行委員長のご挨拶、村上小学校の生徒さんたちによる歌のご披露などのあと
最後に参加者の皆さん全員で
第15回 町屋の人形さま巡り 開幕のテープカットです!
ご挨拶のお話しの中で
ソチ冬季オリンピック銀メダリスト、村上第一中3年生の平野歩夢君は15歳
町屋の人形さま巡りも第15回目ということをお聞きしました。
なんだかとっても幸先のいい始まりですね!
これから4月3日まで、越後村上の町屋の人形さま巡りは開催されております。
たくさんのお客様に村上にお越しいただいて
楽しんでいただけますよう、心よりお待ち致しております!
3/2村上新聞 半可通
「城下町村上の町屋には、代々受け継がれてきた人形たちがいます。
どの人形も家の思い出と願いが込められた大切な『人形さま』です。
ごゆっくりお楽しみください」とうたった村上市旧町人町一帯で開かれる
「町屋の人形さま巡り」が15回目を迎え3月1日に開幕式が行われた。
▼江戸時代から伝わる豪華な古今雛から殿さまから頂戴した「大名行列人形」や
8代続く老舗に伝わる西行法師の人形など家々に代々伝わる人形が75件で約4千体展示される。
毎年大勢の観光客が市内外から訪れるイベントだが、主催者側もマンネリ化を危惧し、
プラスアルファの魅力づくりを模索している
▼JR東日本は「SL村上ひな街道号」を2日間運行して新潟市方面からの誘客を支援。
郵便局や銀行各社、市内3つの神社でもひな人形などを飾ってイベントを盛り上げる。
今年は町屋風の駅前案内所が完成し、
大町には新たに町屋を再現した文庫や町屋カフェもオープンし
訪問客のおもてなしに磨きがかかる
▼言わずもがな今年の目玉は、村上小学校6年生が発案した特別企画大形さま仮装大会」だ。
3月16日、生きた人形たち500人が仮装行列をした後、町屋に出没し、
観光客、店主らを巻き添えにした笑いの一大イベントを繰り広げる
▼子どもたちが地域のために知恵を振り絞って提案したイベントを無駄に終わらせてはいけない。
子どもたち、若者を中心に市民、行政が一丸となって町屋の人形さま巡りに新しい風を吹き込み、
観光客にも楽しんでもらえる息の長いイベントと して育てていってもらいたい。